姪浜から船に乗った。
はじめて荒波を体験して船に弱いことに気付く。船があまり大きくないので2.5Mの波でも上下左右にグラインドする。座席はギーギーと鳴ってキシムし、2階の窓にまで波シブキが飛んでくる。眉間が痛い。時計を見るとまだ半分の30分しか経ってない。たまらず横になる。
映画でよく漂流した主人公が波打ち際で目を覚ますように、揺れがだいぶ弱まったなーと祈るような気持ちで外を見るとお茶碗を逆さまにしたような島がある。玄界灘のど真ん中にあるだけに見ことがないようなサイズの城壁が突き出している。
そんな防波堤を頼もしく思いながらフラつきながら外へ出た。フー